2011年9月26日月曜日

ことぶきおもい

甲府よい

でもまだ寿がはなれなくて とりあえず今夜は酒を呑んだくれる

へへ

2011年9月24日土曜日

目がカッ

寿でちゅんちゅら制作 私のドヤ だいぶんもんもんたまってきましたよ エネルギィのようなものが!
絵が増えてくると 部屋の密度がぐぐっとあがったようになって こもっているものが
効果音でいうと ズゴ…ンゴゴゴ みたいになにか発散しだす
その中で更に集中して絵を描いていると もうたまりにたまったエネルギーが破裂!ってかんじで とにかく すごく元気になる
たとえば 道を走り出したくなったり 駅の階段を一段飛ばしでのぼったり 

夕方まで制作をして めどをつけました 明日から10月2日まで 寿さようなら、なんです
こうふのまちの芸術祭 というプロジェクトに繰り出すためです 一週間ほど 甲府でがんばってきます ブログはなんとか更新したいきもちはあります ええ
そういうわけで 良しってかんじでドヤの戸締まりをして センターにいたしんちゃんとスーさんと何人かのひとと 会話して 甲府のお土産をかってくる約束をし
その後河本さんちでごはんつくろうと思って行ったら河本さんがカレーつくってた
この数年自炊したことないっていってたのに
なんだか母親のように嬉しかった
だれかのつくったご飯はおいしいなあ お酒もおいしいなあ
そういった諸々 の エネルギーを受け取って帰り道
階段を駆け上がり電車に乗り 窓のそとの風景をみていたら カッ
目がひらかれた 景色がよく見えて 夜の町の色彩の総合的な色合いで色々なことが瞬時にわかる みたいなかんじになって
今 ドヤで描き途中の 夜のセンターの絵とリンクして ああそうだ!アスファルトのグレーなんだ とか 景色はぜんぶつながってる とか思ったり こういう 人に言葉でぜんぜん説明できそうにない色々なことがわかったりした
電車降りての帰り道 夜の道路の白線に感動したり 蛍光灯の灯りに照らされた緑の視界に入ってくる割合に永遠をみたり 
ようするにナチュラルハイになって(呑んでるけど)
世界を肯定しました

どういうことかというと とにかくめちゃくちゃ がんばりたい!
そう思いました
ありがとう 寿町
10月帰ってきたら わたしのやる気と絵でドヤが爆発するくらい 全方位的にがんばります

ドヤ図書館

ドヤにいながら これはドヤで読んだらぴったり という本をちょこちょこ持ってきています

寿合宿の冊子は必読だよ
 

2011年9月23日金曜日

プール

今日はバイトでプールの監視をした
プールの監視は良い たくさんのよいアイディアがうかぶ
寿のことを 一歩引いて 今日は考えた
一日が24時間じゃたりないっ ていうぐらい やりたいことはぜんぶやっていくぞ
そう思った
勇気りんりん!

2011年9月22日木曜日

ねむいの(ピヨピヨ)

今朝は早起きして すぐ絵に向き合った
途中 空が青いっ 寝転んで部屋から空が見えるのがだいすき アイ ラブ ドヤー


きのうの夜のセンターに触発されて センターの絵をかいたよ
嵐のあとのセンター
今日は10時間 目がかすむほど 描いた
明日バイトだもので 夜電車で帰宅 気絶しそう (ピヨピヨ)
エドガー ア ランポー (ピヨピヨ)

台風のあとのセンター

きのう 河本さんちでご飯食べた後 ドヤに帰って寝るつもりが
台風のあとの 涼しい風がきもちよくて 散歩をした

道には傘 ゴミ 植木 いろいろ落ちてにぎやか
でもそれを掃除しているおじさんがいた! えらいねえすごいねえ
センター どうなってるかな?と思ってのぞくと はは みんなもう酒飲んでる
センターの住人はほんと 野良猫みたい 
しんちゃん すーさん まえちゃん 戸部からきたレディースのひと なぜか小学生がうろちょろしていて なんで?もう11時よ と思ったら 団地の子だった
その子がまったく猿みたいで 大人にちょっかいだしては追いかけられてすごい早さで逃げる というのを繰り返していて パトカーが5分に一度くらい巡回してくるときも
一目散に逃げてて(補導されるから) その子が可愛い
まわりの酔っぱらいたちも かえれや とか ガキが とか言うわりに優しい
面白い世界知っちゃったんだね
わたしも風呂上がりの格好で 18歳と言われましたよ アラサーだけど
途中 すどうさんもやってきて いつもよりよりふにゃふにゃしていて 可愛かった
夜の姿は 昼とちがうんだね
そんなこんなで どんどん人が集まってきて もうおもしろ集団
ひとりひとりぜんぜんちがくて でも一番底で なにか肯定してる
すぐ うるせぇ とか かえれぼけ とか言ってわちゃわちゃしてるけど
ずっと呑んでる なんだかんだ 一緒に呑んでる
どんなひとも その存在をみとめ合ってる
あたりまえだけど あんまり見慣れない面白い
寿劇場 夜の部だね!
星もでてきて パトカーも巡回してきて 小学生が走ってて おじさんが酒のんでて
風が吹き抜けて ことぶきうずまき

なんでこれがふつうじゃないんだろう?
いつからそうなったんだろう


まえちゃんの台詞

2011年9月21日水曜日

台風のあいだ

今日は一日ぶりに寿ただいま
午前から雨 視察で直島のひとたち みにきた 狭い部屋でおもてなし
お昼を橋本さんと中華る
河瀬直美のはなしした なんだかとても面白かった 
外に出ると 雨が強い 風がせめてくる
しかし不思議と おだやかなきもち 部屋にもどって 雨と風の音 耳をすます
あ、絵を描くときだ と思う
雑念が消えて しんとした水面に ぽちゃんと 波紋がひとつ どこまでも広がってゆくようなきもちになる
外の風のうなり 雨がたてよこななめに降るのを たまにみる 
テレビをつけてみると まるで大事件のように台風の報道 傘がさかさまになって千鳥足のひとたちの映像 笑った
不思議とわくわくしている しんちゃんからメールが来て 大丈夫?と言われたから
わくわくしているよ というと ガキか!災害対策等大変なんだぞ と言われた
長崎に住んでいた時 台風は毎年必ずきてた 学校が休みになったり 家でひっそりろうそく用意したり わくわくした
その記憶がひさしぶりに蘇ったけど 災害対策等、大変ですよね ええ

そのしんちゃんについて。 しんちゃんは 寿町の住人です。私が去年寿にきた時から
センターのあたりにいるのは知っていたし しゃべったこともあった
けど メールをやりとりするような仲ではなかったのです
今年の寿合宿で 新メンバーはほんとうにみんな アッパーだった わたしたちが去年できなかった 寿の住人との 名前のわかる ほんとうにともだちに たくさんなっていったんです そのおかげで 私も たくさんはなしをできるようになった
寿という町の認識が 一段階深まった
もういまは、寿に対するへんてこな気持ちはほぼないんだ
それもこれも これはどこだって同じ ともだちができたからだと思う
わたし 星野道夫さんすきなんですけど 言ってたよ 星野さん
知らない土地の風景を自分のものにするためには 人を介在する必要があるのではないかって
そこにいる人を好きになってはじめて 風景が深みを帯びてくるって
そういう事かな?
そういうわけで 今回の滞在のはじめから しんちゃんには 遊んでもらっている
しんちゃんは 毎日メールくれる 
しんちゃんは 優しい しんちゃんは 寿を 肯定している 生きることを 肯定している
そのしんちゃんは今日 台風だったけど 自主的にやっている 寿パトロールで
センターもみまわってきたらしい
センターには アオカンのひとたちがいつも酒を飲んでいるけれど
今日はどうしているかなー とわたしも思っていた
しんちゃんはみにいって みんなどこかに避難していたよ って教えてくれた
夜中にもいちどみにいってみるって
なんて安心な町なんだ
組織なんてなくても 人は個人の思いで 町をつむいでいけるんだね
東北にいったときを思い出す 東北と寿 似ていると思う
うむ もっと考えてみよう ゆっくり

そういうわけで 今日はたくさん絵を描いた もんもんもん と ためこんできたものを
少しずつ 絵の中にぎゅむぎゅむいれこんで エネルギーにするのだ
それを 寿にどーん!
いやがんばるまじで

きょうひさびさに相撲みちゃった 

台風時間

台風

いいね

つぶやき

つぶやき

つぶやき

つぶやき

2011年9月20日火曜日

解像度があがった

今日は雨だ 寿を一日はなれて 今日は自宅で雑務をこなす
自転車で多摩川付近をはしると 広い空 わさわさする緑 川 橋 人 犬 なんですかこの多様さは! なんて多様な世界 目の解像度があがっている
これは 寿合宿に参加していたときにも起こった現象だけれど ずっと寿にいて 外にでると
目にうつるものすべてがおもしろい 電車の中吊りや たくさんのひとひとひと
ぜんぶ 人でできてる 人の意思でできてる 渦巻く想いの ひとつひとつが よく見える
自分をとりまく 自分ごととしてみえるんです
寿劇場 わたしは今それの真っ最中

あしたいくよ 寿町

メールくださいね

今回の滞在 基本的には 土日のツアーに参加してもらうしか 外の人には発信していない
(ブログがんばってます)
しかし つくったもの やっていることを すこしでもたくさん みてもらいたいのは
いつも同じです
なにか あったら メールくださいね

平日でも きてくださいね 心は全開で待っていますよ

ここです! →chiemizu.kotobuki.tour@gmail.com
いえい!

幸田千依&水川千春の寿ツアー 日程



kotobuki creative action 寿まちなか展示&アーティストツアー
ドヤガールの
『寿で、見た、聞いた、知った、思った、そして創った。を知るツアー』 

寿町のドヤで滞在制作する2人のアーティスト・幸田千依と水川千春と一緒に、寿町と作品をめぐるツアーです。


日程:2011年10月8日(土)、9日(日)、10日(月・祝)、15日(土)、16日(日)、29日(土)、30日(日) 幸田+水川
※10月22日(土)、23日(日)は幸田のみ
(11月の詳細はごじつ)
時間:13:00~3時間程度を予定
集合場所:JR石川町駅付近(ご予約いただいた方にお伝えします)
料金:無料!!
おそめの昼食を一緒に食べたいので 昼食代各自500円程度握りしめてきてください(オプション:+500円で見学したドヤに宿泊可能!!)
定員:3名(先着順)
申込方法:メールの件名に「幸田&水川ツアー」、本文に希望日、氏名、人数、当日連絡先(携帯電話番号など)、宿泊希望の方はその旨をご記入の上、 km@koto-buki.info 宛へ前日20時までにお申し込みください。
詳しくは近日!coming soon!

2011年9月19日月曜日

寿を置いてきた

6日目
今日はプレツアーよかった 全力つくす 超よくしたい
ツアーのあと みなで新港村にいって ベップロ山出さん芹沢さんなどのトーク聞く
ずっと寿にいて その気分のままクリエイティブシティにとびだしてしまった
ふとまわりを見渡すと みんなおしゃれ たべものも建物もおしゃれ
わたし 短パン
ヒィー!
でも ベップロのひともひさしぶりだったし 伊藤さんや海野くん 松岡さんなど
あ〜 いろいろな人が一カ所で交差するの やっぱりいいね
でも しんちゃんとスーさんが寿からきてて 二人をみつけたときに なぜかすごくほっとしてかけよってしまったよ
寿は海も案外近い なのに寿からでなかった
きょうひさしぶりに海と広い空 たくさんの人 美術 現場 女の人 みた
いろいろなものがたくさんあるって いい
そう思った
海を見ながらおしゃべりして 
寿に帰って にもつをまとめた そう 今日は一度寿をでたのだ
ひさしぶりに 自宅なのだ
帰り道 何度も何度も やっぱり帰るのやめようかなとつぶやいた
あの三畳のドヤの絵も 寿のおじちゃんも こころの一部も 寿に置いてきた
ずっとそんな気がして へんなんです
知るということは そのことを自分の中に持つこと
寿が わたしの中に居座って 体が寿を離れても なにかがまだ置いたまま
それでも 自宅の最寄り駅ついたら うれしくって小躍りしたんだけれどね
景色が新鮮なんです この体験は すごいよ!
おやすみ 寿町 またすぐ いくよ

ツアーをしたよ!

10月から みずちゃんと二人で 今回の滞在と制作を巡るツアーをやる

その お試しツアーを 今日やりました!!
体験型です とても  願いとしては ツアーのはじめとおわりで
見える景色が なにかしら変化する といいなと思う  そういう心理的な変化をなんとか作用させるべく ねりねり 計画しました

今回参加してくれたのは 寿クリエイティブアクションのボス 河本さん
寿合宿からのおつきあい バイタリティ鹿島くん
寿クリエイティブアクションスタッフばりばりたよれる友川さん
どうもありがとう
みな 寿常連だったからこそ こちらも 意見をいただきつつ 真心込めて やりました
ツアーは やるほうもたのしい 知ってもらいたい はなしたい 一緒に体験したい
そして作品をみてもらいたい いろいろつまってる
10月 やりますよやりますよ! やりましょう!
みなさま 寿でいっしょにあそぼうよ

ありがとう 記念撮影ぱちり


ボートピア(場外舟券場)で一攫千金!…ならず
没になった記念写真 上手く笑えないのが困るいつも

2011年9月18日日曜日

つぶやき

ドヤツイッターはじめました

そうそう わたし今 ドヤツイッターはじめています
これは ドヤで悶々と 溜まってゆく言葉 おじさんから受け取る言霊 それらをどうにも自分の中だけで消化できなくて それを紙に書いて ドヤの中にどんどん貼っている
だれにも発信しないつぶやきです
昨日今日と おじさんの言霊の集中豪雨だったので 夜 ねむれなくて たくさんつぶやいた 朝 それをみると 少し消化している

ドヤにふえてゆく たまってゆく エネルギー〜〜〜


関内カレー

五日目


朝 今日は描こう そう決めてぼんやり窓の外を見ていたら
鹿島くん(寿合宿で出会ったバイタリティあふれる男子)がプレミアムモルツもってやってきた 乾杯!


そこからちびちびやって ともちゃんも遊びにきてくれて ごろーんと寝転んで牧歌的にはなした
そうしたらもうお昼で 橋本さんやインターンのゴルゴ(渡辺くん)ともちゃん鹿島氏と寿とは思えないおしゃれなカフェで昼食
そこでまたギネスビール呑んでしまって 今日は関内外のツアーで人も来るのにその後も鹿島氏と呑んでしまって ともちゃんから電話で 今ツアーのひとと部屋の前にいるよって言われて マッハでドヤをかけあがり 酔ってないふりしながら 部屋に招き入れた
ひとがみにきてくれるのって 嬉しい このドヤで 話をするのが もうそれだけで嬉しい
もっとゆっくり もっとたくさんのひとに 見てもらいたい がんばって いいものをつくりたい そう思いました

夕方 しんちゃんからメールで 「関内カレーという名物食べにいこう タダだから」と言われて夕飯にすることにした
鹿島氏もなにげにずっと寿にいて呑んだくれていたので 一緒に行った
どこで食えるんだろうと思って行ったら 横浜市役所の これはもはや敷地だと思うけど
たくさんひと 並んでた
わたしたちも並んで 食えるのは一時間半後だよって言われて え〜まだまだじゃん
とか言ってたら しんちゃんが 「ぼーっとしてりゃあいいんだよ なんにも考えない、そしたらすぐ時間経つよ」ていうから そうか、と思って 鹿島氏がおごってくれたビールちびちびみんなで呑みながら ほんとうにぼ〜っとした
横浜スタジアムではハイスタンダードというバンドが10年ぶりに復活ライブをしているようで 大砲の音みたいなのがあたり一面鳴り響いていた
ぼんやり 植木とかを見ながら 横浜スタジアムの熱狂のことを想像して
今ここにいる自分を たぶんスタジアムのひとは誰も知らない なんてね

しんちゃんの軽快なおしゃべりで ほんとうに一時間半はすぐ過ぎた
ついにカレーライスが配食される!カレーはいつたべても ほんとうに美味しい
スープももらおうと並んだら 「あの、これはホームレスのひとにしかあげてないんですよ」と言われた 「今ドヤに住んでいます…」というと くれました ありがとう

スタジアムのずんどこを聞きながら 夏の夜 食べるカレーはおいしすぎる
帰り道 しんちゃんが 今日は一円もお金を使わずに こんなにおいしくて たのしかったね って笑う
ほんとうにそうだなあ と思う

たくさんの隙間に たくさんの思いが吹き抜けるよ
わたしも 風を吹かせることができるかな ぴゅる〜ン

1200%寿

毎日 寿を浴びて 夜になるとへろへろです
出来事がありすぎて 未消化です

箇条書きで書いていくわ もう 

●これは三日目の夜 事務所でブログつづっていたら 急に雨
わたしのドヤは朝から晩まで布団がほしっぱなしなんです!
マッハ急いでドヤに駆け上がるも 布団片面じっとり とほほ なんとか取り込んで
扇風機で乾かしている間 制作スペースどころか 座るところもないよ 体育座りでうずく  まった これはテンションだだ下がりだよ でも 久しぶりに 雨に負けた
雨にこんなにゆさぶられたのひさしぶり なんで雨ってふるのだろう 雨の絵を描こうと  思う        おねしょじゃないよ↓


●呑みにいったお店 女子がふたりいるってだけで 代わる代わる おじさんが話しかけにきてくれた みな カラオケを歌ってくれたり ホストクラブのようなもてはやし ありがとうございます 名前を覚えてくれ と 名前と似顔絵(本人直筆)を書いた紙をくれたおじさん の 絵が 最高 

●呑みにいったお店 のおかみさんが 朝の連続テレビ小説にでてくるいいおかみさんそのもので わたしたちの ぱっと見の貧乏オーラを感じ取って いろいろ食べ物をくれた
おかみさんのにぎってくれたおにぎり うめえ うめえよ






寿を浴びる

4日目
今日は関内外OPENというイベントとのことで 午前から事務所に人もわらわら
かんむりちゃんがドヤに遊びに来て 初めての来客
若い女の子と話すのひさびさで 部屋に招き入れつつどぎまぎ 嬉しい

朝 ドヤのとなりのおじさんが 「おめえ なんでクーラーつけないんだ 暑いだろう」
といって クーラー壊れてる でもへいき というと んなこたない とかなんとか
わたしのドヤを覗いて クーラーのリモコンいじいじしてきた
そのとき 私の部屋をみて 「わっ 絵 かいてる…」と絶句していた そうなんです

その後 今日はドヤにたくさんのひとがくる 
ひさびさに たくさんの人と交わる
今まで ドヤ 一人モードだったのが 交流モードに変わる 社交的なわたし こんにちわ
でもまだひとりモードひきずって うまくできたか不安

その後 みずちゃんもきて 今回寿に来てはじめて センター(中心のほう)に繰り出す
顔なじみ しんちゃん すーさん 再会 
ああ これが寿
たくさんエネルギーも使うけど たくさん人から受け取る オープンマインドモード
たくさんの言葉 受け取った
寿のひとといると 普段どれだけ自分が 洋服を着込んでいるかがわかる
肩書き 一般的な常識 知識
平安時代の十二単くらい着込んでる
それが 寿に来ると はぎとられる 着こまなくていいと わかる
私が寿を好きな理由はここにあるとおもう
寿町は 特別な町
でも ここから外に出たときに思うのは こんがらがった 複雑な 十二単
分厚いマンションの壁も 守られたプライバシーも みたくないものの排除も
自分でこしらえたものだったんだね
そう思うのです
しんちゃん スーさん 酔っぱらいのおじちゃん ずっと なにかを受け取ってるよ
切ないものも 楽しさも 恥じらいも なにもかも こちらにガツンと来る
その後 飲み屋で飲んだ時も 沢山のおじさんの 生な生き様 ぜんぶ丸見え
欲も善も恨みも悲しみも優しさも フィルターなしで 顔面パンチ
へとへとです
でも 人と交わるって たぶんこういうことだよね

今回来てから 意識して 寿の中心に行かないようにしてた
部屋にこもって 飯を食う以外 誰とも接触しないよにしてた 
今日 どどっと 寿にでて やっぱり いろいろあるのがおもしろくてしかたない
人間でできてる この社会 ぜんぶ人間
人間が起こすことが とにかく気になるから だからわたしは 人間の絵を描いているのだと思う
雑念の総体を いろいろな角度と距離からみて 悲しんだり笑ったり起こったり共感したりして なんとかわかりたいと 表したいと 思っているんだと思う
今日は 沢山のひとの人生が わたしをのあたまをぱんぱんにして 酒を飲んでも寝れないよ
今すぐまた センターに行って みんなの話をききたいよ それが何の解決にならなくても

ZZZZZZ…

2011年9月16日金曜日

ドヤからでたくない

3日目
朝5時に目が覚めた 
毎日とても快眠 せまい部屋おちつくー

寝転んだまま 朝焼け見えた 
右を見ると絵 左をみると絵 囲まれてるー!

ドヤは 一人暮らしじゃない
壁もうすいし 隣の人の気配はつねにあるから
大家族暮らし みたい 
安心する
都会のマンションの壁はぶあつすぎると思う だから寂しいんだ

ドヤが居心地よすぎて 一日がここで完結する
テレビは封印しているし
狭い部屋の娯楽はもちこんだ音楽プレイヤーぐらいしかないのだけれど
ずっと 寝転んで壁とか窓とか絵とかみてる
飽きない
今日は朝から夕方までドヤにいた なぜかあまりおなかもへらない たまに水のんでる
やばい!仙人になれるぞ!解脱か

ドヤ生活 もっと鬱屈するかと思いきや ちょっとちがうリズムだ
だんだんもの静かな人になってゆく

朝→

2011年9月15日木曜日

さっそくぐちゃぐちゃ





2日目
夜中にゃあにゃあ聞こえると思ったらねこがいた 4階なのに
つい実家のねこを思い出してなで回した

よく呑んでいたようで ぐうぐう寝て 起きたら部屋に朝日がさんさんと差し込んで清々しい
さっそく布団を干して 買い出しにいって そこから夕方まで部屋でもんもん
ドヤはまわりも静かで たまに道路からおじさんの雄叫びやら 1.2.3 ダー!という声が聞こえるくらいで 静香

三畳のドヤはせまいけれど もんもんとひとつのことに集中するのにはいいみたい
たまに寝転んで 空が青いっ 
あっというまに夕方です

河本さんちにご飯をつくりにいって まるで主婦のようだ
たけちんもきて みんなでカレー食べて 呑んで 普段よりいい食生活

ドヤにテレビそなえつけられているのだけれど テレビにスポッと キャンバスをかぶせている 名付けてテレビカバー
いまはまだ 白いキャンバス ここに絵を描きます
白いキャンバスつけたまま テレビをつけると 抽象的な光の信号がぼんやりうかびあがって
むしろおもしろくって ぼんやりみてしまいます
おすすめです おすすめのテレビです

今日は今から 夜なべ制作しよう
昼に描くのと 夜に描くの ぜんぜんちがうんだ
夜の絵は とくにこもる

部屋はもうぐっちゃぐちゃ

寿にただいま

一日目
今日は午後 ドヤのおばちゃんとこいって あのう、今日から11月までドヤを借ります…
おずおず 絵を描きにきました…おずおず
でもっておばちゃん超いいひと
わたしがひっこしで荷物を何度も運んでいるのにへ
平気かい! 一声 ありがとう

でかいキャンバスなど運んで 掃除して 何度も何度もファブリーズして ドヤを巣に仕上げた
こうなるともう 居心地よくて ごろーん ごろごろ
隣の部屋から おじいちゃんの咳 人の気配濃厚な巣の集合住宅
部屋は三畳 なんてぴったりな空間 家は 人間の意識の拡張だ わたしの意識 三畳

夜は寿クリエイティブアクションのボス 河本さんのお誘いで 寿の飲み屋へ
非常に安く 非常においしい家庭料理 普段より栄養価の高いお惣菜 ごちそうさまです
その後 河本さんのお宅でのみなおし
あまりに快適なスタートに ここがどこだかわからなくなる
三畳にひとり この時間にどれだけ 意識をもっていけるのか
ほろ酔いのあたまで 考えている 眠たいけれど 眠れない夜 
となりの部屋のおじいさんの咳 ごほごほごほ

2011年9月9日金曜日

作品鑑賞&寿散策ツアーのおしらせ

今回の滞在では その制作過程のドヤを なるべくたくさんのひとに見てもらいたい 話をしたいです しかしドヤというのは 居住空間です 好き勝手にたくさんのひとがわいわい
出入りすることはよろしくない
それに ただ無人のドヤを公開しても つまらない ということで
わたし 寿ツアーをやることにしました
アーチストの水川千春ちゃんも 同じ時期に滞在制作をいたすということで ふたりで楽しげなツアーを考えています
名付けて 「寿で見た、聞いた、知った、思った、そして創った を知るツアー」!
内容は わたしたちのみてきた寿 名所 おもしろスポット 一緒に昼食 そして 作品鑑賞 おはなし です
わくわくどきどきアドベンチャーなツアー 考えています
そして ツアーのオプションとして 制作途中のドヤに泊まるプランも考えていますよなんと きっと かつてない夜です きっと
10月の土日祝を予定しています 詳細は もうしばらく おまちください
現在 良いキャッチコピーを考えているところです
ドヤガール… など

カミングスーーーーーーーン!

  

こんにちわ、寿町

こんにちわ 幸田千依です 絵です 絵を描いています
2010年に アーチストの浦田琴恵ちゃんの呼びかけで 寿合宿2010 に参加しました
横浜の寿町は かつては日本三大ドヤ街と呼ばれ 日雇い労働者の街として栄えたそうです
だけれども 2010年に何も知らない私が寿に足をむにょっと踏み入れたときには それは昔むかしのことじゃった 今は昼間からおじさんがお酒を呑んでごろごろしている 路上天国の街じゃった 
合宿で ほんとうにたくさんのことを聞いて 見て 知ったのです
街は わたしの中に 新しい地図をつくりました 
知らなかったことを 知るということは それを自分の中に持ち続けることだと思いました 
たくさんの 困った がうずまく寿町に 絵描きとして なにができるのか
はじめは 絵を描くことをやめて 炊き出しに参加することがよいような心持ち
知るにつれ 住むにつれ 自分が 何ができるのか 考える心持ち
その結果 2010年の寿合宿では 「寿に絵を放つ」プロジェクトをしよう そう決めました
それは 芸術によってしか 繋がり得ない出会いでした 
そこで出会った何人かのひと 今はどうしているのかな
とにかくも とてもよい合宿だったのです はじめての 経験だったのです
2010年の様子は 『寿合宿日記!!』ブログに綴られています ぜひ みてみてほしいです 寿合宿は 今年も続いているのですよ ttp://kbtogether.exblog.jp/

そしてそこから一年 わたしはまだ寿町を持っています 日増しにそのあり方も変化しているようです 去年をふまえ わたしは今年も 寿に絵を放ちたい と思いました
今年は 寿の中に入りながら 寿から絵を放ちたい どこまで届くか やってみたい
ドヤという 3畳の部屋に暮らしながら そこに言葉を想いをこもらせて もんもん
そしてそれを 絵にして 四方八方 放っていきたいです
9月14日から11月6日まで その様子を このブログからも放っていくつもりです
どうぞ よろしくおねがいします

幸田千依