2011年10月23日日曜日

絵を放つ しんちゃんへ その2

夜に待ち合わせをして 告白前のどきどき 沢山の言葉が頭を巡る
鹿島君 ユミソンもいっしょに しんちゃんの部屋へ
「汚ねえからきのう片付けた」っていってた部屋
ドアあけたら小さいなにかがサササーって沢山移動したけど ん?まっくろくろすけかな?
でも 入った瞬間思ったけど やっぱ 部屋ってそのひとの意識の拡張!
しんちゃんの脳内をみたようなかんじになる
決してきれい とはいえないけれど 沢山のものにかこまれて そのごちゃごちゃのひとつひとつが必要なものだ と言っていた それがよくわかる
思わずわらっちゃうような あたたかみのある空間なんだ
しんちゃんが 「ものがあると落ち着く むかしからそうなんだよ」と言って
その意味がよくわかる
とにかく 何匹かなにか踏んづけたと思うけど どっかり腰をおちつけた
絵を 絵を飾る あまり言葉はでない けど 絵を壁にかけた瞬間に
ほんとうに部屋に光がさした
はっとなって にこっとなった
もうわたしは それで十分だ、と思った
このしんちゃんの部屋(脳内)に わたしの絵が点灯した
言葉はいらないな と思った
そのあと みんなでビールを飲んで はなし しんちゃんのはなし いつもおもしろい
人へのやさしさに満ちている
いつもの明るい会話 

わたしがしんちゃんに 絵のタイトルをきめてよ!って言ったら 絵をじっと5秒くらいながめて 「森林浴場」って即答した
その瞬間また わたしの絵がボッて燃え光った
それいい!っていって 絵の裏側に しんちゃんの直筆で かいてもらう
しんちゃんのサインも かいてもらう
しんちゃんのサイン、かっこええ! 
 そのあと 音楽のはなしをしていたとき しんちゃんが
「俺、曲はかけないけどさ 詩はかけんだ 詩かくよ 「森林浴場」ってタイトルの詩かくよ」っていって
その瞬間またしてもわたしの絵がギャギャーンって光った…気がした!
なんてこった
絵をあげるの→ポエム返し
ニュータイプコミュニケーション!
うれしくって 小躍りよ


そのあと二人でしゃべりながら歩いて 餃子の王将にいった
ビール飲んで餃子食べながら なんとか感謝を伝えたい
言葉はやっぱり もどかしい うまくいえないし 伝わったかどうか わからない
来月には寿をでること しんちゃんに会えて感謝していること 月並みなことばになるのがもどかしい
でも しんちゃんの言葉は 簡潔で つよい

「俺とチエのあいだに 縁があったんだよ 縁が起こるって書いて縁起って読むだろ
縁が 起こった そいうこと」

「またこいよ!!!!!」

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