しずかで、ざわつく夜

夜、しんちゃんの絵。
そとを見ると、シャッターの前でねてるひとがいる
寒いのに、かたっぽサンダルはいてない　わりと若い人
こほこほって咳してる　だいじょうぶかな　と思う
泥酔しているわけでもなく、たまにまわりを気にしてる
ケータイでだれかと話してる？
しばらくしてみると　まだいる　たまに咳してる　どうしようかな、と思ったら
救急車がきた
「救急車よびました？」「あ、はい」「どうしたの？」「あ、」「ドヤの人？」
「いや、横須賀です」「え？こっちで呑んでたの？」「あ、はい」「立てる？」「あ、ハイ」
っていって、救急車に乗って行った
なんだったんだろう

そんな夜　最後の作業　しんちゃんのこと、なんで、絵をあげるのかってこと、
いろいろ考える　なんでこういう絵になっていったのかも。
描いてから、描きながら、考える

朝、完成
小さいけれど、この絵がしんちゃんのドヤで光ることを願ってる
今週末、渡しに行くぞ！！
どきどきする　特別な時間を、過ごせるといいな

放心